間引きはいつ・何回?結論
ダイコンの間引きは2回に分けて行います。1回目は中間地の目安で9月上旬〜9月下旬ごろ、2回目は9月中旬〜10月上旬ごろです(寒冷地はやや早め、暖地はやや遅めが目安です。下の表は1回目の時期です)。
間引きが遅れると、株が混み合ったままで根が太るためのスペースが足りなくなります。芽が出そろったタイミングで1回目、そのあと生育を見ながら2回目と、期間内に2段階で進めるのがポイントです。
種まきの時期そのものについては、姉妹記事「ダイコンの種まき時期は?9月からでもまだ間に合う?」もあわせて確認してみてください。
ダイコンは深型プランター(容量20L以上・深さ30cm以上)で育てられる根菜です。根がまっすぐ深く伸びるので、間引きのあとも土の深さを保っておくことが大切です。生育しやすい気温はおよそ15〜20度前後で、日なた(1日6時間以上)でよく育ちます。
なぜ間引きが2回とも大事なの?
ダイコンは間引きが遅れると根が太らないという、いちばん多い失敗があります。株が混み合ったままだと、1本1本に十分なスペースが行き渡らないためです。
だからこそ間引きは1回で終わらせず、芽が出そろった段階での1回目と、生育の様子を見ながらの2回目の、2段階に分けて行います。
間引きのときは、残す株の根を傷つけないことも大切です。根を傷つけると、そこから又根(根が枝分かれすること)につながることがあります。土に石やかたい土のかたまりが残っている場合も又根の原因になるので、種まき前の土づくりだけでなく、間引きのタイミングでもあわせて確認しておくと安心です。
2回目の間引きのあとは追肥が続きます(中間地の目安で9月下旬〜11月上旬ごろ、2週間おき)。間引きの時期が決まると、そのあとの追肥や収穫のタイミングも見通しやすくなります。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりが基本です。間引きが終わったあとも、土が乾いたままにならないよう気にかけてあげましょう。
間引きの手順
- 種まきから芽が出そろったら、1回目の間引きをします(中間地の目安は9月上旬〜9月下旬ごろ)。育ちのよい株を残し、混み合っている株を間引きます。
- 1回目の間引きのあと、株の様子を見ながら2回目の間引きをします(中間地の目安は9月中旬〜10月上旬ごろ)。最終的な株間まで減らします。
- 間引くときは、残す株の根を傷つけないよう、はさみで株もとから切るか、ゆっくり引き抜きます。
- 間引きが終わったら、抜いた跡の土を軽く寄せておきます。
- 間引きのあとは追肥をはじめ、根が太る時期に備えます。
- 引き抜いた小さな葉や根は、間引き菜としてそのまま食べられます。
- 間引きのあとも土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、根が育つあいだの水切れを防ぎます。
よくある失敗
- 1回目の間引きを先送りにしてしまった。株が混み合ったままだと、根が太る前に生育が鈍ります。
- 2回目の間引きを忘れて、株間がせまいままだった。最終的な株間まで減らさないと根が太りません。
- 間引くときに残す株の根を傷つけてしまった。株もと近くを強く引っぱらず、はさみで切るかゆっくり引き抜きましょう。
- 間引きのタイミングを気にするあまり、種まきの時期そのものが遅れてしまった。種まきの時期は姉妹記事もあわせて確認しましょう。
- 土に残った石やかたい土のかたまりに気づかず、間引き後もそのままにしてしまった。又根の原因になるので、気づいたら取り除きましょう。
品種によって間引きの回数や時期は多少前後します。迷ったら、購入した種のパッケージの表示も確認してみてください。
