原因は3つ(結論)
シソが枯れる・弱って見えるおもな原因は3つあります。乾燥に弱く水切れで葉がかたくなること、日当たり不足でひょろひょろ伸びること、収穫がおくれて葉が大きくかたくなることです。これに肥料切れが重なると、下のほうの葉から黄色くなることもあります。
追肥の中間地の目安は6月上旬〜8月下旬ごろで、2週間おきが目安です。寒冷地では6月下旬〜9月中旬ごろ、暖地では5月下旬〜8月中旬ごろが目安になります(下の表を確認してください)。
シソは標準プランター(深さ15cm以上)に1株で育てる丈夫な和風ハーブです。半日陰でも育ちますが、日なたのほうがよく茂ります。葉にできる白い点や虫による症状の見分け方は姉妹記事「シソの葉が白い点に?ハダニ対策と見分け方」、収穫の時期は姉妹記事「シソの収穫はいつまで?時期と手順を解説」もあわせて確認してみてください。
なぜ起きるのか
いちばん多い原因は水切れです。シソは乾燥に弱く、水切れが続くと葉がかたくなってしまいます。夏(7〜8月)は乾燥しやすいので朝夕2回の水やりが目安で、春と秋(5〜6月・9〜10月)は1日1回、土の表面が乾いたらたっぷりが基本です。
日当たり不足もひょろひょろ伸びる原因になります。シソは半日陰でも育ちますが、日なたのほうがよく茂るので、置き場所の日当たりを見直すことも大切です。
収穫がおくれると葉が大きくかたくなり、株全体の勢いが落ちて弱って見えることもあります。下のほうの葉から早めに摘むと、株の負担が減り新しい葉が育ちやすくなります。
追肥が足りないと、下のほうの葉から黄色くなることがあります。追肥の目安は6月上旬〜8月下旬ごろ・2週間おきです(下の表を確認してください)。ただし下葉が少し黄色くなるのは、株が新しい葉に栄養を送るための自然な更新でもあるので、黄色い葉が少数であれば心配しすぎなくて大丈夫です。
秋、日が短くなるころに花の穂(花穂)が出て葉が小さくかたくなるのは、季節の終わりに向かう自然な経過で、異常ではありません。
立て直しの手順
- 土の状態を確認します。葉がかたくなるほどの水切れが見られる場合は、夏(7〜8月)は朝夕2回、春と秋は1日1回を目安に水やりの頻度を見直します。
- 置き場所の日当たりを確認します。半日陰でも育ちますが、日なたのほうがよく茂るので、できる範囲で日当たりのよい場所に移します。
- 大きく育った葉やかたくなった葉から収穫し、株の負担を減らします。収穫を続けるほど新しい葉が育ちやすくなります。
- 前回の追肥から2週間以上経っていたら、お使いの肥料のパッケージ表示にあわせた量で追肥します。
- 下葉が黄色くなっていても株全体が元気なら、自然な更新の範囲であることが多いです。黄色い葉が増え続ける場合は、水やりと追肥の両方を見直します。
- 水やり・日当たり・追肥を見直したあと、新しく出てくる葉の様子を数日おきに観察します。
- 秋に花穂が出て葉が小さくかたくなってきたら、季節の終わりが近いサインです。10月ごろの撤収・片付けに向けて収穫を終えていきます。
よくある失敗
- 水切れに気づかず、夏も1日1回の水やりで済ませてしまった。乾燥に弱いので、7〜8月は朝夕2回を目安にしましょう。
- 日当たりの悪い場所に置いたままにしていた。半日陰でも育ちますが、日なたのほうがよく茂ります。
- 収穫をためらって葉を大きくしすぎてしまった。葉が大きくかたくなる前に、下のほうから早めに摘みましょう。
- 追肥の時期を忘れて、下葉が黄色くなるまで気づかなかった。2週間おきを目安にカレンダーで確認しましょう。
- 下葉が少し黄色くなっただけで株全体がだめになったと思い、抜いてしまった。株の自然な更新であることも多いので、まず全体の様子を確認しましょう。
- 秋に花穂が出たのを病気や害虫と思い込んでしまった。日が短くなる秋の自然な経過なので、心配しすぎなくて大丈夫です。
症状からの原因の候補であり、断定はできません。葉の色が極端に変わる・虫がついているなど強い症状が出ている場合は、病害虫についてのページもあわせて確認してみてください。
