枯れる原因は3つ(結論)
ローズマリーが枯れてしまう原因は、主に3つあります。水のやりすぎによる根のいたみ、梅雨〜夏の蒸れによる枝の枯れ込み、そして肥料の与えすぎによる株の弱りです。ローズマリーは乾燥気味の環境を好むハーブなので、水やりの頻度を見直すだけで持ち直すことも少なくありません。
蒸れ対策には、梅雨〜夏前の枝すかし(こみあった枝を間引いて風を通す作業)が効果的です。中間地の目安は5月下旬〜6月中旬ごろ、寒冷地は6月上旬〜6月下旬ごろ、暖地は5月中旬〜6月上旬ごろです(下の表を確認してください)。
ローズマリーは7号鉢(直径21cm)以上の鉢や深めのプランターで育てる、一年中葉を楽しめる丈夫な多年草です。日なた(1日6時間以上)でよく育ちますが、だからこそ水やりと風通しの管理が枯れを防ぐ鍵になります。
なぜ枯れるのか
ローズマリーは乾燥気味を好み、過湿に弱い性質があります。土の表面がしっかり乾いてからたっぷり水をあげるのが基本で、乾ききる前に水やりをくり返すと根が傷みやすくなります。
梅雨から夏にかけては、枝がこみあって風通しが悪くなると蒸れて枝が枯れ込むことがあります。耐えられる気温の上限はおよそ35度ですが、暑さそのものより風通しの悪さが大敵です。
また、ローズマリーはもともとやせた土を好む植物です。肥料を与えすぎると枝ばかりが間のびして株が弱り、結果として枯れ込みにつながることもあります。
立て直しの手順
- まず土の状態を確認します。土が常に湿っている場合は水やりの頻度を減らし、表面がしっかり乾いてからたっぷりあげるようにします。
- 枝がこみあっている部分があれば、枝すかし(風通しをよくする切り戻し)で内側の枝を間引き、風を通します。
- すでに枯れてしまった枝は、見つけたしだい切り取ります。
- 枯れた枝を切ったときに切り口の内側がまだ緑色かどうかを確認します。緑色が残っていれば、持ち直す見込みがあります。
- 肥料を頻繁にあげていた場合は、しばらく追肥を控えめにします。
- 日なた(1日6時間以上)に置けているか、置き場所もあわせて見直します。
- 立て直したあとも、土が乾いてからたっぷりという水やりのリズムを続けます。
よくある失敗
- 土が乾く前に水やりをくり返してしまった。乾燥気味を好むハーブなので、表面がしっかり乾いてから水をあげましょう。
- 梅雨から夏に枝がこみあったまま放置してしまった。風通しが悪いと蒸れて枝が枯れ込みます。
- 肥料を頻繁にあげすぎてしまった。やせた土を好むので、枝が間のびして株が弱る原因になります。
- 枯れた枝をそのままにしてしまった。見つけたら早めに切り取り、株全体の負担を減らしましょう。
- 風通しの悪い場所に置いたままにした。日なたで風の通る場所に置き場所を見直しましょう。
枯れたように見えても、枝の内側がまだ緑色なら持ち直すことがあります。ただし根まで傷んでいる場合は難しいこともあるので、様子を見ながら判断してください。
