実がならない原因は3つ(結論)
ピーマンの実がならない原因は、主に3つあります。わき芽をとらずに株の栄養が分散して花が少なくなること、肥料切れで花は咲いても実につながらないこと、そして水切れで実の育ちが止まることです。
一番花の下のわき芽とりは中間地で5月中旬〜5月下旬ごろ、追肥は実がつき始めたころから中間地で6月上旬〜9月下旬ごろ、2週間おきが目安です(寒冷地はやや遅め、暖地はやや早めです。下の表で気候区分ごとの時期を確認してください)。
ピーマンは実が次々なる夏野菜なので、どこかで栄養が足りなくなると花が咲いても実がつきにくくなります。日なた(1日6時間以上)でよく育つ野菜なので、置き場所もあわせて見直しておくと安心です。
なぜ実がならないのか
植付け後、一番花の下のわき芽とりをしないままにしておくと、株の栄養がわき芽の生長にも使われてしまい、そもそも花の数が少なくなることがあります。
ピーマンは実をたくさんつける分、多くの栄養を必要とします。追肥が途切れて肥料切れになると、花は咲いても実につながりにくくなります。これはピーマンでいちばん多い失敗の一つです。
水切れも実の育ちが止まる原因になります。土の表面が乾いたらたっぷりが基本で、気温が上がる真夏(中間地で7月中旬〜8月下旬ごろ)は朝夕のチェックが欠かせません。
とり遅れ(実が大きくなりすぎること)があると、株が次の実をつくる力を使いきってしまい、後に続く実がならなくなることもあります。
立て直しの手順
- 株の様子を見て、一番花の下のわき芽がとられているか確認します。とっていなければ、見つけたしだい摘み取ります。
- 追肥が2週間おきに続いているか見直します。途切れていた場合は、お使いの肥料のパッケージ表示にあわせた量をまきます。追肥の時期そのものは、姉妹記事「ピーマンの追肥はいつ?実つきをよくするタイミング」もあわせて確認してみてください。
- 土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、真夏は朝夕に水やりの様子を確認します。
- 日なた(1日6時間以上)に置けているか、置き場所も見直します。
- すでに大きくなりすぎた実があれば、早めに収穫して株の負担を減らします。
- 見直したあとも、追肥・水やり・収穫のリズムを続けながら花と実の様子を観察します。
よくある失敗
- 一番花の下のわき芽とりを忘れ、株の栄養が分散して花が少なくなった。見つけたしだい摘み取りましょう。
- 追肥を忘れて肥料切れになり、花は咲いても実につながらなかった。2週間おきを目安に続けましょう。
- 水やりを土が乾く前にくり返し、逆に乾いた日は忘れてしまった。土の表面が乾いたらたっぷりのリズムを守りましょう。
- 実を収穫せずに大きくしすぎて、次の実がならなくなった。こまめな収穫を心がけましょう。
- 日当たりの悪い場所に置いたままにしていた。日なた(1日6時間以上)に置き場所を見直しましょう。
花の数自体が少ないか、咲いているのに実がつかないかで対処は少し変わります。まずは株の様子を観察してから、追肥と水やりを見直してみてください。
