花が落ちる原因は3つ(結論)
ピーマンの咲いた花が落ちてしまう原因は、主に3つあります。気温が上がりすぎる真夏の高温、水切れ、そして肥料切れ(または一番花の下のわき芽をとらず栄養が分散すること)です。
ピーマンが生育しやすい気温はおよそ20〜28度前後で、上限はおよそ30度です。真夏(中間地で7月中旬〜8月下旬ごろ)に気温が上がりすぎると、咲いた花が落ちやすくなります。追肥は実がつき始めたころから中間地で6月上旬〜9月下旬ごろ、2週間おきが目安です(寒冷地はやや遅め、暖地はやや早めです。下の表で気候区分ごとの時期を確認してください)。
ピーマンは日なた(1日6時間以上)でよく育つ夏野菜ですが、暑さが強すぎる時期はむしろ水やりと置き場所の管理を手厚くしてあげることが花を落とさないコツになります。
なぜ花が落ちるのか
気温が上がりすぎると、株が実をつける前に花を落として体力を保とうとすることがあります。真夏の暑い時期は、咲いた花が落ちやすい時期だと知っておくだけでも慌てずに対処できます。
水切れも花が落ちる原因になります。ピーマンの水やりは土の表面が乾いたらたっぷりが基本で、真夏は朝夕のチェックが欠かせません。水が足りないと株全体が弱り、花を保つ力も落ちてしまいます。
肥料切れで花が落ちて実がつかなくなるのは、ピーマンでいちばん多い失敗の一つです。実を次々とつける分、多くの栄養を必要とするので、追肥が途切れると花を維持しにくくなります。
植付け後に一番花の下のわき芽とりをしないままにしておくと、株の栄養がわき芽にも使われてしまい、花を落としやすくなることもあります。
見直しの手順
- 気温が上がりすぎていないか、真夏(中間地で7月中旬〜8月下旬ごろ)の置き場所をまず確認します。
- 土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、真夏は朝夕に水やりの様子を確認します。
- 追肥が2週間おきに続いているか見直します。途切れていた場合は、お使いの肥料のパッケージ表示にあわせた量をまきます。追肥の時期そのものは、姉妹記事「ピーマンの追肥はいつ?実つきをよくするタイミング」もあわせて確認してみてください。
- 一番花の下のわき芽がとられているか確認し、とっていなければ摘み取ります。
- 日なた(1日6時間以上)に置けているか、強い西日が当たりすぎていないかも見直します。
- 花が落ちてもすぐに次の花が咲くことが多いので、焦らず水やりと追肥のリズムを整えながら様子を見ます。
よくある失敗
- 真夏の暑さに気づかず、そのままの置き場所にしていた。気温が上がりすぎる時期は置き場所も見直しましょう。
- 水やりを朝しか行わず、真夏の水切れで花が落ちてしまった。朝夕のチェックを欠かさないようにしましょう。
- 追肥を忘れて肥料切れになり、花が落ちて実がつかなくなった。2週間おきを目安に続けましょう。
- 一番花の下のわき芽とりを忘れ、株の栄養が分散してしまった。見つけたしだい摘み取りましょう。
- 花が落ちたことに気づいて肥料を一度に多くまいてしまった。量はお使いの肥料のパッケージ表示にあわせましょう。
花が落ちても株が元気なら、次の花が咲けば実がつきます。何度も続けて落ちるようなら、置き場所と水やり・追肥のリズムをあわせて見直してみてください。
