実がならない原因は3つ(結論)
ゴーヤの実がならない原因は、主に3つあります。親づるばかり伸びて子づるが出ず、実をつける花(雌花)が少ないこと、花が咲いても受粉がうまくいっていないこと、そして肥料を与えすぎて枝葉ばかり茂っていることです。
親づるの先端を摘んで子づるを増やす摘心は、中間地の目安で5月下旬〜7月上旬ごろです(寒冷地はやや遅め、暖地はやや早めです。下の表で気候区分ごとの時期を確認してください)。摘心のやり方そのものは、姉妹記事「ゴーヤの摘心はいつ?先端を摘むタイミングと子づるの増やし方」もあわせて確認してみてください。
ゴーヤは暑さに強く、生育しやすい気温の上限はおよそ35度と高めです。ただし水をよく吸うつる性植物なので、真夏の水切れで実がつかなくなることも多くあります。
なぜ実がならないのか
ゴーヤは親づるよりも子づるのほうに雌花(実をつける花)が多くつく性質があります。摘心をせずに親づるばかり伸ばしていると、咲く花の多くが雄花になり、実がなりにくくなります。
ゴーヤの花は咲いても、虫などによる受粉がうまくいかないと実につながりません。ベランダなど虫が少ない環境では、花が咲いても実がならないことがあります。
肥料、とくに窒素分を与えすぎると、枝葉ばかりが茂って花や実のつきが悪くなることがあります。追肥の量はお使いの肥料のパッケージ表示にあわせることが大切です。
真夏の水切れも実がつかない原因の一つです。ゴーヤは水をよく吸う野菜なので、真夏(中間地で7月〜8月ごろ)は朝夕のチェックが欠かせません。
立て直しの手順
- 株の様子を見て、親づるの先端が摘まれているか確認します。まだなら摘心をして、子づるを増やします。
- 伸びてきた子づるをネットに誘引し、雌花が咲きやすい状態に整えます。
- 咲いている花に雄花と雌花(花のつけ根がふくらんでいるほうが雌花)があるか見分け、両方の花が咲いているか確認します。
- 雌花が咲いていたら、晴れた日の午前中に雄花を雌花にそっと近づけ、受粉を助けてあげます。
- 追肥の量を見直します。多く与えすぎていた場合は、お使いの肥料のパッケージ表示にあわせた量に調整します。
- 土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、真夏は朝夕に水やりの様子を確認します。
よくある失敗
- 摘心をせず親づるだけを伸ばしてしまい、雌花が少なくなった。親づるの先端を摘んで子づるを増やしましょう。
- 花は咲いているのに受粉を助けず、実につながらなかった。雄花と雌花を見分けて、受粉を助けてあげましょう。
- 肥料を多めにあげて、枝葉ばかり茂らせてしまった。量はお使いの肥料のパッケージ表示にあわせましょう。
- 真夏に水やりが足りず、水切れで実がつかなくなった。土の表面が乾いたらたっぷり水をあげましょう。
- 雄花と雌花の見分け方を知らず、実がならない原因がわからなかった。花のつけ根のふくらみで見分けられます。
雌花と雄花の咲く数は株やその年の気候によっても変わります。摘心と受粉の両方を見直しても実がならないときは、肥料の量もあわせて確認してみてください。
