種まきは「いつ」がいい?結論
ニンジンは春まき・夏まき(秋から冬にかけて収穫する作型)の両方ができる根菜です。中間地の目安は、春まきが3月下旬〜4月下旬ごろ、夏まきが7月中旬〜8月中旬ごろです。寒冷地はそれぞれ少し遅め、暖地は少し早めが目安になります(下の表で気候区分ごとの時期を確認してください)。
ニンジンはもともと発芽がそろいにくく、家庭菜園のなかでも少し難しいとされる野菜です。どちらの時期でまく場合でも、発芽するまでの水やりが育てやすさを大きく左右します。
間引きや追肥のタイミングについては、姉妹記事「ニンジン(人参)の間引きはいつ?回数とタイミング」「ニンジン(人参)の追肥はいつ?間引き後のタイミング」もあわせて確認してみてください。
なぜ種まきの時期が重要なの?
ニンジンの種はもともと発芽しにくい性質があり、発芽するまでの間に土が乾いてしまうと、さらに発芽がそろいにくくなります。中間地では春まきにあたる3〜4月、夏まきにあたる7〜8月は、発芽するまで土を乾かさないよう毎日の水やりが目安です。発芽後は2日に1回ほどに控えます。
気候区分ごとの目安期間からずれてまくと、発芽や根の生育に適した気温(およそ15〜20度前後)からも外れやすくなり、さらに発芽しにくくなります。
種まきの時期が決まると、そのあとの間引き(2回に分けて行います)や追肥のタイミングも見通しやすくなります。深型プランター(深さ30cm以上)で育てる根菜なので、種まきの段階で容器の深さも確認しておきましょう。
種まきから収穫までの手順
- 深型プランター(深さ30cm以上)や畑に、種を密になりすぎないようすじまきします。
- 土をかぶせたら、たっぷり水をあげます。ニンジンは発芽しにくいので、発芽するまでは土を乾かさないよう特に注意しましょう。
- 発芽するまでの水やりは、乾きやすい時期なら毎日を目安に続けます。
- 発芽がそろったら、育ちのよい株を残して2回に分けて間引きします。
- 間引きのあとに追肥をします。量はお使いの肥料のパッケージ表示にあわせてください。
- 発芽後は土の表面が乾いたらたっぷりを基本に、水やりを続けます。
- 葉の茂り具合や土からのぞく根の太さを見ながら、収穫のタイミングを見きわめましょう。
よくある失敗
- 発芽するまでの水やりが足りず、発芽がそろわなかった。もともと発芽しにくいので、土を乾かさないよう特に注意しましょう。
- 気候区分を確認せず、目安の期間からずれた時期にまいてしまった。下の表で気候区分ごとの時期を確認してから種をまきましょう。
- 間引きを先送りにしてしまった。株が混み合ったままだと、根が太る前に生育が鈍ります。
- 種まきのときに石やかたい土のかたまりを取り除かずにまいた。又根(根が枝分かれすること)の原因になります。
- 深さの足りない容器で育ててしまった。ニンジンは根が深くまっすぐ伸びるので、深型プランター(深さ30cm以上)を用意しましょう。
品種によって種まきに適した時期は多少前後します。迷ったら、購入した種のパッケージの表示も確認してみてください。
