植え付けは「いつ」がいい?結論
タマネギの苗の植え付け(植付け)は秋が適期で、中間地の目安は11月上旬〜11月下旬ごろです。寒冷地では少し早く10月下旬〜11月中旬ごろ、暖地では少し遅く11月中旬〜12月上旬ごろが目安になります(下の表を確認してください)。
苗を選ぶときは、太すぎず細すぎない、まっすぐ育ったしっかりした苗を選びましょう。極端に太い苗は花芽ができやすく、細すぎる苗は冬越し前に十分な大きさまで育たないことがあります。詳しくは購入する苗のラベルの表示もあわせて確認してください。
「植え付けが遅れてしまった」場合でも、目安の期間の終わりまでにはできるだけ早く植えるのが安心です。植え付けが遅れるほど、冬までに根を張る時間が短くなってしまいます。
プランターで育てる場合は、標準プランター(横60cm・容量15L以上)に8〜10株ほどが目安です。ベランダでも育てやすい秋植え野菜のひとつです。
タマネギは日なた(1日6時間以上)でよく育ち、水やりは土の表面が乾いたら与える程度で十分です。多湿は病気のもとになるので、水のあげすぎには注意しましょう。
なぜ植え付け時期が重要なの?
タマネギは秋のうちに苗を植えて、冬が来る前に根をしっかり張らせておく野菜です。植え付けが遅れると、冬までに根が十分張れず、春からの生育に影響してしまいます。
植え付けの深さにも注意が必要です。苗を深く植えすぎると、球がうまく育たない原因になります。根がかくれる程度の浅植えを意識しましょう。
植え付けから収穫まで、中間地でおよそ半年以上かかる長丁場の野菜です。植え付けのあとは秋の追肥・株もとに土を寄せる作業・春の追肥と続き、最後に収穫を迎えます。
特に追肥は2月中旬ごろまでに終えるのが目安です。追肥が遅れると、球が大きく育たなかったり、花芽が伸びて食べにくくなったりします。植え付け時期を守っておくと、そのあとの追肥のタイミングも計画しやすくなります。
タマネギは栽培期間が長く、追肥や収穫時期の見極めにコツがいる野菜です。だからこそ、最初の植え付け時期を目安どおりに終えておくことが、そのあとの一つひとつの作業をあわてずに進めるための土台になります。
植え付けから収穫までの手順
- 苗を1本ずつ、株間をあけて浅めに植えます。深植えすると球がうまく育たないので、根がかくれる程度の深さにとどめましょう。
- 植え付け後、根づくまでは土の表面が乾いたら水をあげます。
- 冬に向けて1回目の追肥をします。株の体力をつける時期です。
- 冬のあいだは大きな動きは少なく、寒さに当たりながら根を張る時期になります。多湿は病気のもとになるので、水のあげすぎには注意しましょう。
- 2月中旬ごろまでを目安に、追肥を続けます。追肥が遅れると球が大きく育ちません。
- 株もとに土を寄せる作業をします。球が土から出てこないよう、株もとに土を寄せておきましょう。
- 葉が倒れてきたら収穫のサインです。収穫が遅れると保存性が落ちてしまうので、時期を逃さないようにしましょう。
よくある失敗
- 植え付けが遅れて、冬までに根が張れなかった。目安の期間の終わりまでには、できるだけ早く植えるようにしましょう。
- 苗を深植えしてしまった。球がうまく育たない原因になるので、根がかくれる程度の浅植えを意識しましょう。
- 追肥のタイミングを逃してしまった。追肥が遅れると球が大きく育たなかったり、花芽が伸びて食べにくくなったりします。
- 収穫が遅れてしまった。収穫のタイミングを逃すと保存性が落ちてしまいます。
- 苗選びで極端に太いものを選んでしまった。花芽ができやすくなるので、太すぎず細すぎないしっかりした苗を選びましょう。
- 冬のあいだも水をあげすぎてしまった。多湿は病気のもとになるので、土の表面が乾いてから軽く与える程度で十分です。
品種や苗の生育状況によって、植え付けに適した時期は多少前後します。迷ったら、購入した苗のラベルの表示も確認してみてください。
