間引きはいつ・何回?結論
カブ(小カブ)の間引きは、いまの時期なら秋まきが対象です。中間地の目安は9月中旬〜10月下旬ごろで、芽が出そろった段階で1回目、葉が触れ合ってきたら2回目と、様子を見ながら2段階で進めるのがポイントです(寒冷地はやや早め、暖地はやや遅めが目安です。下の表には春まきの間引きも出ますが、本記事では秋まきを中心に紹介します)。
種まきの時期そのものについては、姉妹記事「カブの種まき時期はいつ?間引きのタイミングも解説」もあわせて確認してみてください。本記事では間引きの回数・手順・よくある失敗を中心に紹介します。
カブは種まきから1か月半ほどでまるい実がとれる、手軽な根菜です。標準プランター(深さ20cm以上)があれば、ベランダでも育てられます。
なぜ間引きが2回とも大事なの?
カブは間引きがおくれて実がふくらまないという、いちばん多い失敗があります。株が混み合ったままだと、1本1本に十分なスペースが行き渡らないためです。
だからこそ間引きは1回で終わらせず、芽が出そろった段階での1回目と、葉が触れ合ってきたころの2回目の、2段階に分けて様子を見ながら進めます。
間引きのあとには追肥が続きます(中間地の目安で9月下旬〜11月上旬ごろ)。間引きで株の間隔を確保しておくことが、そのあとの追肥の効果にもつながります。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりが基本です。水やりにむらがあると実が割れる原因になるので、間引きのあとも一定のペースで水をあげましょう。
カブはアブラナ科の野菜で虫がつきやすい性質があります。間引きで株の風通しをよくしておくことも、虫食い対策のひとつになります。
間引きの手順
- 種まきから芽が出そろったら、1回目の間引きをします。育ちのよい株を残し、混み合っている株を間引きます。
- 1回目の間引きのあと、葉が触れ合うくらいまで育ってきたら2回目の間引きをします。最終的な株間まで減らします。
- 間引くときは、残す株の根を傷つけないよう、はさみで株もとから切るか、ゆっくり引き抜きます。
- 間引きが終わったら、抜いた跡の土を軽く寄せておきます。
- 間引きのあとは追肥をはじめ、実がふくらむ時期に備えます。
- 引き抜いた小さな葉や根は、間引き菜としてそのまま食べられます。
- 間引きのあとも土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、一定のペースを保ちます。
よくある失敗
- 1回目の間引きを先送りにしてしまった。株が混み合ったままだと、実がふくらむ前に生育が鈍ります。
- 2回目の間引きを忘れて、株間がせまいままだった。最終的な株間まで減らさないと実がふくらみません。
- 間引くときに残す株の根を傷つけてしまった。株もと近くを強く引っぱらず、はさみで切るかゆっくり引き抜きましょう。
- 間引きのタイミングを気にするあまり、種まきの時期そのものが遅れてしまった。種まきの時期は姉妹記事もあわせて確認しましょう。
- 間引きのあとの水やりにむらがあり、実が割れてしまった。土の表面が乾いたらたっぷりと、一定のペースで水をあげましょう。
品種によって間引きの回数や時期は多少前後します。迷ったら、購入した種のパッケージの表示も確認してみてください。
