間引きはいつ・何回?結論
コマツナの間引きは、いまの時期なら秋まきが対象です。中間地の目安は9月中旬〜10月下旬ごろで、芽が出そろった段階で1回目、葉が触れ合ってきたら2回目を行うのが目安です(寒冷地はやや早め、暖地はやや遅めが目安です。下の表は春まきの間引きの時期です)。
春まきの間引きを行う場合は、中間地の目安で3月下旬〜5月中旬ごろです。種まきの時期によって間引きのタイミングが変わるので、育てている作型に合わせて時期を確認しましょう。
種まきの時期そのものについては、姉妹記事「コマツナの種まきはプランターでできる?時期とやり方」もあわせて確認してみてください。
コマツナ(小松菜)は標準プランター(深さ15cm以上)で育てられ、発芽から1か月半ほどで収穫できる丈夫な葉物野菜です。日なた〜半日陰でよく育ち、生育しやすい気温はおよそ15〜20度前後です。
なぜ間引きが大事なの?
コマツナはアブラナ科の野菜で虫がつきやすく、虫食いがいちばん多い失敗のひとつです。間引きで株間を空けておくと風通しがよくなり、株全体の様子にも気づきやすくなります。
間引きが遅れると葉がこみあってしまい、株どうしが競い合って育ちが悪くなります。芽が出そろった段階での1回目と、葉が触れ合ってきたころの2回目の、2段階に分けて間引きを進めましょう。
水やりは土の表面が乾いたらたっぷりが基本で、中間地では発芽までの9〜10月は毎日、11月以降は2日に1回ほどが目安です。間引きのあとも水切れで葉がかたくならないよう気にかけてあげましょう。
間引きの時期が決まると、そのあとの追肥(中間地の目安で9月下旬〜11月上旬ごろ)のタイミングも見通しやすくなります。
間引きの手順
- 種まきから芽が出そろったら、1回目の間引きをします(秋まきの場合、中間地の目安は9月中旬〜10月下旬ごろ)。育ちのよい株を残します。
- 1回目の間引きのあと、葉が触れ合うくらいまで育ってきたら2回目の間引きをします。最終的な株間まで減らします。
- 間引くときは、残す株の根を傷つけないよう、はさみで株もとから切るか、ゆっくり引き抜きます。
- 間引きが終わったら、抜いた跡の土を軽く寄せておきます。
- 虫食いが気になる場合は、間引きのあとに防虫ネットをかけておくと安心です。
- 引き抜いた小さな葉は、間引き菜としてそのまま食べられます。
- 間引きのあとも土の表面が乾いたらたっぷり水をあげ、葉がかたくならないようにします。
よくある失敗
- 虫食いに気づかず放置してしまった。間引きで株間を空け、必要なら防虫ネットもあわせて使いましょう。
- 1回目の間引きを先送りにしてしまった。株が混み合ったままだと葉がこみあい、育ちが悪くなります。
- 2回目の間引きを忘れて、株間がせまいままだった。最終的な株間まで減らさないと葉が育ちません。
- 間引くときに残す株の根を傷つけてしまった。株もと近くを強く引っぱらず、はさみで切るかゆっくり引き抜きましょう。
- 水やりを忘れて土が乾いたままになり、葉がかたくなってしまった。
品種によって間引きの回数や時期は多少前後します。迷ったら、購入した種のパッケージの表示も確認してみてください。
